機能を届けるな。成果を届けろ。
2025-06-20
いいエンジニアは機能を届ける。優れたエンジニアは数字を動かす。
またスプリント。またチケットの山。ボタンの色を変える。機能の切り替え。"分析追加"。
エンジニアは山ほど機能を出す。 でもユーザーが感じる成果はほんのわずか。
機能はチェックボックス。リリースノートに書ける目に見えるもの。 成果はその効果。ログインが速くなる。離脱が減る。ユーザーが定着する。
多くのエンジニアは、機能を作った時点で止まる。「作ったから終わり」。チケットは閉じた。UIは見た目もいい。でも何が変わった?
意味のない機能を出したことがある。仕様も整理されてたし、リリースもされたし、称賛もされた。でも数字は動かなかった。何も起きなかった。ユーザーも無反応。ビジネスにも効果なし。
だから今は、成果を気にしている。
成果を狙うと、問いが変わる: なんのために存在する?何が良くなる?成功はどう測る?
その答えがなければ、製品じゃない。ただの置き物を出してるだけ。
成果がスピードのこともある。明快さのこともある。「もう壊れない」ってだけかもしれない。
でもどんな成果でも、それは感じられるべき。 ユーザーに。チームに。数字に。
それが感じられないなら、作る価値あったか?
機能はアウトプット。 成果はインパクト。
俺たちはインパクトに対して金をもらってるんだ。