javascriptは負債
2025-06-16
なぜほとんどのウェブはjavascriptなしで壊れるのか、そしてなぜこのサイトは壊れないのか
devtoolsを開く。javascriptを無効にする。ページをリロード。
インターネットが壊れた。
ナビゲーションは消えた。ボタンは無反応。ログインページは白紙。読みたかったのはただのテキストなのに。
多くの開発者は、jsを無効にして自分のサイトを試さない。「動くだろう」と思ってる。でも、動かない。フォームは送信できない、記事は表示されない、ページ全体が空白になる。
一方でこのサイトは完璧に動く。すべての文字が表示される。すべてのリンクは本物。スピナーもローディングステートもない。読めるべき内容が、即表示される。
javascriptは強力だ。だが、それが問題でもある。
htmlやネイティブの動作を理解するより、jsで全部解決しようとする開発者が多すぎる。<details>
で済むものを40kbのトグルロジックで書く。<form>
をdivとonClickで再実装する。
なんでもできる。でも、なんでもやるべきじゃない。
自分は反js派じゃない。日々jsを書いている。だが、jsの「コスト」はわかってる。バンドルは膨らみ、依存は腐り、UXは壊れやすくなる。ネットが遅かったり、jsがロードできなければ、ユーザーは何も見えない。
このブログにそれは要らない。ただテキストがあって、読む。それだけ。
アニメーションはいらない。クライアントサイドルーティングも不要。リンクを再発明する理由もない。大事なのは、内容が即表示されて、壊れないこと。
だからそう作った。
あなたのサイトは、javascriptなしで壊れるか?
壊れるなら:直せ。
直せないなら:作り方を見直せ。
どちらにせよ、その「コスト」は知っておくべきだ。